中学受験を控える親御さんにとって、夏期講習は重要なステップです。今回は、私自身の経験を通じて小学3年生の息子を初めてSAPIXの夏期講習に通わせた際の後悔と、その教訓についてお伝えします。同じ後悔をしないために、親としてのサポート方法を共有します。
SAPIX体験記
公文からSAPIXへ
息子は小学3年生の夏に初めてSAPIXの夏期講習に参加しました。それまで通っていた公文では、反復演習と自主性に任せた学習スタイルで、息子は自分のペースで学んでいました。しかし、SAPIXのスタイルは全く異なりました。公文に比べると、3年生にしては、当時膨大と思えた学習量と授業進度についていくためには、今になって、親のサポートが必要だったと後悔しています。
夏期講習の構造と後悔
SAPIXの小学3年生の夏期講習は2期に分かれていました。第1期が終わってから第2期までの間、私は息子の学習状況を十分に把握せず、復習を怠ってしまいました。その結果、息子は理解が追いつかず、次の授業についていくのに苦労しました。というか、ついていけていなかったことに、夏期講習が終わった後で気が付きました。。。もっと早く気づいてサポートしていればと後悔しています。
親としてのサポート方法
プリントをため込まない
夏期講習では(というよりサピックスでは)多くのプリントが配布されますが、これをため込まずに毎日確認することが重要です。授業が終わったらすぐに、
私も働いていますので、働きながらのチェックが大変なのは十分理解しています。そのため、会話の中で
今日のサピックスどうだった?
と聞くようにして、理解度見てあげていればよかったなと今は後悔しています。。。聞いてみて、言語化できないときは、恐らくよく理解できていません。また、言語化することで、国語力のアップにもつながります!
コミュニケーションを重視
子供が理解しているかどうかを確認するためには、コミュニケーションが不可欠です。毎日の学習内容について話を聞いてみて、どこが分からないのか、どの部分が難しいのかを親が把握することで、適切なサポートが可能になります。
定期的な復習
夏期講習は一気に多くの内容を学ぶため、定期的な復習が重要です。週末や期の間に、前の授業内容を復習し、理解を深める時間を設けましょう。
理科社会は体験を
3年生のこの時期はテストに理科社会はないですが、しっかりと行っておくと4年生以降が楽です。テキストにできるだけ沿って体験学習を入れると良いと思います。例えば、玉ねぎやピーマンを切って子供と一緒に断面を見てみるとか。体験したことは長期記憶に残りやすいです。中学受験に役立つ5つの体験学習:田舎の畑で学ぶ野菜と自然の知識
この時期は子供と会話を楽しみながらじっくり体験学習ができますね。科学博物館とかに行ってみても楽しみながら体験学習ができると思いますよ。国立科学博物館特別展 中学受験するなら行った方が良い3つの視点
後悔しないために
計画的な学習
夏期講習前に、学習計画を立てておけばよかったなと反省しています。残念ながら我が家の息子の場合、計画を立てずに進めてしまい、後々の復習が追いつかなくなりました。事前にどのように進めるかを考え、計画的に学習を進めることが後悔を防ぐポイントです。
サポートの必要性
SAPIXのカリキュラムは非常に充実しているため、親としてどれだけサポートできるかが子供の成績に大きく影響します。息子の夏期講習の経験から学び、親の関わり方がいかに重要かを痛感しました。
まとめ
小学3年生の夏期講習は、中学受験に向けた大切な第一歩です。親として、子供の学習状況をしっかりと把握し、適切なサポートをすることで、後悔を避けることができます。私の経験が、これから夏期講習を控える親御さんの参考になれば幸いです。
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