こんにちは。小学4年生の息子と一緒に中学受験に挑戦するワーキングマザーです。マンスリーテストの結果も出て、喜んでいるご家庭、落ち込んでいるご家庭、様々だと思います。
今感じているその思考が、この先を左右しますよ
といったら、はっとしますよね。突然ですが、みなさんは、ご自身が運がいい人だと思ったことはありますか?これから受験を迎えるにあたり、運も味方につけたいですよね。ではどうすれば良いのか? ・・・ここではスピリチュアルなお話をするつもりはありません。私は、精神科や心療内科での勤務歴がありますし、今もその分野にも関わる仕事をしています。そういった意味で、脳科学的に、ここでは「運を味方につける」という少し変わったテーマで、受験生活を楽しく乗り切るコツをお伝えします。どうせ受験に伴走するのであれば、たまには楽しまなくては~!!!参考にできる部分があればご参考にしてくださいね。
運のいい人になるための条件
運のいい人になるための条件って何だと思いますか? それは考え方です。
心理学的に認知行動療法というのがあり、認知(思考)を変えると行動が変わるといったお話に類似するところがありますが、考え方そのものを変えると見える景色が変わりますよ。
運のいい人の考え方
視点を変える魔法
自分を変えるってなかなか至難の業ですよね。そう簡単に変えられるものではありません。大切なのは、いまの自分を最大限に生かすことです。これは中学受験においても同じ。こどもの長所を伸ばし、短所を活かす方法を一緒に探っていくのがよいのかなと。
自分は運がいいと思い込む
思い込みは大事です。例えば、テストでうまく点数が取れなかった時
運が悪かった
と嘆くのではなく
運がいい自分が点数を取れなかったのは、きっと努力が足りなかったから
と考えるようにします。この考え方の違いが、次の行動を大きく左右します。運がいいと思う人は努力の余地を見出し、次のチャンスに向けて準備できるのです。
運がいい人も、運が悪い人も、実は遭遇している事象は似ている場合が多いのですね。思考のあり方次第で、起きた事象の捉え方、その後の取り組み方が異なるのであれば、これから受験当日までの長い道のり、積み重ねによって出てくる結果はおのずと決まってきますね。
根拠があろうが、なかろうが、
自分は運がいい
と思い込んでしまいましょう!
目標設定の秘訣
自分のものさしで夢を描く
運のいい人は、他人の基準ではなく自分のものさしで目標や夢を決めます。息子には
あなたが行きたい中学はどこ?
と問いかけ、自分の意志で目標を設定する大切さを教えています。勿論、まだ小学生。自分では決められないですけど、行きたい学校の基準あると思いますよ。なんでもいいんです。子どもの気持ち、耳を傾けてみてください。
- 絵を描く部屋がきれいで大きいところ
- ●●電車に乗れるところ
- △君が行くって言ってたところが気になる
などなど、子どもならではの声が聞けるはず。
自分自身の幸せの価値観を築き、それをベースに、ああしたい、こうしたいが考えられるようになると良いですね。
日々の実践で運のいい自分を意識する
毎日の勉強や生活の中で、「運のいい自分」を意識する習慣をつけています。
- 朝起きたら「今日も運のいい1日になりそう」と声に出す
- 予想外の出来事があっても「きっといいことがある」と考える
- 息子の小さな進歩を見逃さず、一緒に喜ぶ
ヒトは、何かを記憶する際、大脳の深部の海馬という部位が働きます。五感と言われる、視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚といった感覚器官を刺激して、海馬に情報が送られて、整理統合されて、短期記憶・中期記憶・長期記憶といった箱に整理されていきます。記憶を強化し、長期的に保つにはできるだけ多くの感覚器官を利用した方が良いと言われていますので、書いたり、見たり、声に出したりするのは、宗だと認知するのに良いかもしれないですね。
中学受験は長い道のりですが、「運のいい受験生とその母」という思い込むことで、日々の努力が楽しくなるかもしれません。この考え方は受験後の人生にも役立つはず。一緒に「運のいい人生」を歩んでいきましょう!!!
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