【中学受験】親の心のケア 前向きな気持ちを保つ４つのコツ

こんにちは。中学受験を控える小４を育て中のワーママです。心に関するお仕事をしていますので、それにちなんで、心にまつわるお話をしていきたいと思います。私自身、心に関する仕事を20年以上行っていますが、わが子になると、それを実践するのが中々難しい。。。それでもこうしたら自分の気持ちも楽になるのでは？といったことも含めてお伝えできればと思います。

中学受験は子どもだけでなく、親にとっても大きなストレスとなりますよね。いや、親のストレスの方が大きいのではないか？とも思えてしまう。。。子どもの成績に一喜一憂してしまうのも疲れますよね。今のままでこの子は行きたい学校にいけるのだろうかと不安になったり。。。親の心の不安定さは、子どもにとっても、親自身にとっても好ましいことではありません。この記事では、親がレジリエンス（精神的回復力）を高めることで、前向きな気持ちを保ちながら受験期を過ごせるコツをステップを踏んでお伝えします。

レジリエンスとは

レジリエンスとは、困難や逆境に直面した際に、うまく適応して回復する能力のことを言います。レジリエンスを高めることができれば、

といったようなことがなく、

といった感じで、同じ困難な状況下におかれたとしても、こころ穏やかに乗り切ることができます。

レジリエンスの定義

「回復力」「復元力」「弾力性」などと訳されます。

風船に例えると。。。

風船は押されても、つぶされても、また元の形に戻りますよね。この特性こそ、まさにレジリエンスそのものなんです。

レジリエンスの３つの力

柔軟性：形を変えても大丈夫

風船は外からの力で形を変えますが、破裂しません。これは、私たちが色んな荒波に揉まれても、適応し、生き抜く力を表しています。固く、もろい存在では、すぐに割れてしまいますよね。こころの柔軟性を大切に。割れない柔軟性を持てると良いですね。

回復力：元の姿に戻る力

押されたり、つぶされたりしても、風船はゆっくりと元の形に戻ります。私たちが困難を乗り越え、元気を取り戻す過程も同様です。すぐには戻らないかもしれませんが、時間をかけて回復していきますよ。

強靭さ：予想以上の力強さ

適度に膨らんだ風船は、見た目以上に強いんです。これは、私たちの内なる力を表しています。外見は柔らかくても、内側にある強さが私たちを支えているのです。

レジリエンスを高める4ステップ

レジリエンスを高めるには、こころの風船のお手入れをどうしたらよいか、どうすれば私たちのこころの風船をより強くできるかお伝えしていきたいと思います。

適度に膨らませる

自己肯定感や自信を育てましょう。自己肯定感とは、自分自身をありのままに受け入れ、肯定する感覚のことを指します。この感覚は、他人と比較することなく、自分の存在を大切に思うことから生まれます。このブログを読んでいるお父さん・お母さん。大丈夫、みなさんは十分頑張っているし、できることを行っている。そんな自分自身とご自身のお子さんをありのままに受け入れその存在を大切に思ってください。小さなことでもよいので、できたら子供と一緒に喜びましょう。

ここで一点注意ですが、プライドで膨らみすぎにならないよう、注意しましょう。破裂してしまいます💦

柔軟性を保つ

新しい経験や学びに開かれた姿勢を持ちましょう。固定観念という空気を入れすぎないように。がむしゃらに勉強しかやらないではなく、適度な気分転換は大切です。たまには気分転換にお出かけしてみてはいかがでしょうか。中学受験に役立つ5つの体験学習：田舎の畑で学ぶ野菜と自然の知識

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サポートを受け入れる

風船も一人では膨らみません。周りの人々のサポートを大切にしましょう。塾だったり、個別指導だったり、家庭教師だったり、親だけで抱え込まずに周囲のサポートを利用していきましょう。個別指導塾VERTICE　成績アップの秘訣とは

ゆっくり回復を

困難に直面したら、すぐに元に戻ろうとせず、ゆっくりと回復する時間を自分に与えましょう。

あなたの風船を大切に

中学受験の子供を目の前にしていると、親である私たちのの「風船」が凹む出来事も多々ありますよね。我が家も同じです。でも、レジリエンスを活かすことができれば、何度でも立ち直り、元気に膨らむことができます。みなさんのこころの中にある「レジリエンスの風船」を信じて、大切に育ててくださいね。きっと、中学受験の荒波を乗り越える力になってくれるはずです。さあ、今日からあなたの風船、どう膨らませますか？